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2007年4月2日(月) パタヤ、4人の初老外国人が少女買春で逮捕

 GINAでは以前から、タイのなかでもとりわけパタヤの少女買春が深刻化していることをお伝えしてきましたが、3月19日、少女買春をおこなっていた4人の初老外国人がタイ警察に逮捕されました。

 3月26日のバンコク週報によりますと、逮捕されたのは63歳のフィンランド人、55歳と76歳の英国人、60歳の米国人です。それぞれ、証拠品として、コンピュータ、ビデオカメラ、わいせつVCDなどが多数押収されているようです。

 4人の容疑者は1回500バーツから3,000バーツ(約1,500円から9,000円)で買春を繰り返しており、幼すぎて性交渉ができない少女に対しては、自慰行為を命じてビデオ撮影していたことが警察の調べでわかっているそうです。

 容疑者のひとりである55歳の英国人は、自国で少女買春の実刑判決を受けており、出所後に訪タイし、パタヤで再び少女買春を繰り返していたそうです。

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 小児愛(pedophilia)というのは、もちろん病気ですが、残念ながら優れた治療法はありません。病識がないから同じことを繰り返すのでしょうが、被害にあった少女たちの身になることができないという意味でも深刻な病といえるでしょう。

 治療の見込みがなく更生できないなら、塀の中で生涯をまっとうしてもらうのが最善ではないでしょうか。初老と呼ばれる年齢になっても同じことを繰り返す者には更生の可能性はないでしょう。

(谷口 恭)