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2007年2月2日(金) タイ、海外の指名手配中の小児愛者を調査

 先日、イギリスの幼児性的虐待者がタイで逮捕されたという事件をお伝えしましたが(「イギリスのロリコン教師がバンコクで逮捕」2007年1月30日)、タイには世界中から小児愛者が集まってくると言われています。

 それを受けてなのか、現在タイの入国管理局は、母国で幼児虐待の容疑で指名手配を受けている外国人18人のブラックリストをもとにタイに入国していないかを調査しています。

 1月29日のバンコク週報などの情報によりますと、幼児への性犯罪で指名手配を受けている18人のうち、14人がアメリカ人、残りはカナダ人、コロンビア人、メキシコ人、そして日本人です。氏名も公開されています。

 指名手配を受けている日本人は、過去にバンコクでタイ雑貨店を経営しており、昨年実家のある熊本県に戻っていたときに、インターネットオークションで児童ポルノを販売していた容疑で指名手配を受けています。

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 以前別のところでも述べましたが、タイには世界中から小児愛者が集まり、パタヤの小児買春の常連客は200から300人にもなるという研究報告もあります。病的な小児愛の治療がむつかしいのは事実ですが、自分の国に外国人が小児買春目的でやって来られるタイ人の身にもなってもらいたいものです。

(谷口 恭)