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2007年1月30日(火) パタヤで売春婦が睡眠薬強盗

 1月22日のバンコク週報によりますと、1月20日未明、タイのリゾート地パタヤのホテルで、インド人の観光客3人がタイ人の売春婦に多量の睡眠薬を飲まされ、現在は搬送先の病院で瀕死状態だそうです。

 警察の調べによりますと、3人のインド人観光客は他2名と合計5人でパタヤに観光に来ており、散歩をしていたところ、2人組のタイ女性に声をかけられ売春をもちかけられました。5人のインド人男性のうち3人と売春婦2人がホテルに入り、残りの2人のインド人男性は別の売春婦を探すためにそのまま散歩を続けたそうです。

 その後ホテルに戻った2人のインド人男性が、3人の部屋をノックしたところ応答がなかったため、レセプションで合鍵を借りて部屋に入り意識を失っている3人を発見したそうです。

 搬送先の医師によりますと、睡眠薬の量がかなり多かったために3人は危険な状態にあるとのことです。尚、睡眠薬強盗を図った2人の売春婦はホテルのレセプションにIDカードを預けたまま逃走しているようです。

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 似たような事件を過去にもお伝えしました。(「タイの売春婦が観光客に睡眠薬強盗」2006年6月19日) 睡眠薬強盗は許されるべきではありませんが、買春をおこなう方もこういったリスクを認識しておくべきであり、それなりの責任があると言えるかもしれません。

(谷口 恭)