HIV/AIDS関連情報

2006年9月22日(金) リビアの院内感染、真実の行方は・・・(続編)

 2006年8月10日の「リビアのHIV院内感染、真実の行方は・・・」でお伝えしましたように、現在リビアでは、故意にHIVを大勢の子供たちに感染させたとして、ひとりのパレスチナ人の医師と5人のブルガリアの看護婦が投獄されています。いったん死刑判決が出たものの、最高裁で判決がくつがえったことから審理が再度おこなわれています。

 裁判は何度も延期されていますが、今回被告側の弁護士が体調不良で裁判に出席できないとの理由で、次回の裁判は10月31日まで再延期となりました。

 法廷で真実が明らかとなることを期待したいと思います。GINAは今後もこの事件を追っていきたいと考えています。

(谷口 恭)