HIV/AIDS関連情報

2006年11月28日(火) タイ、HIV新規感染は若者に急増

 タイ保健省のソムヨス副大臣が、今年のタイのHIV感染の状況を発表し、11月24日のUPI通信が報じていますのでここにお伝えします。

 同副大臣によりますと、今年新たな感染が判ったおよそ1万5千人の感染者のうち、およそ4割が15歳から24歳の若者でした。このなかには15歳から19歳の母親も含まれており、全体の0.44%に相当します。

 また、HIV感染が判った妊婦のうちおよそ半数が10代の妊婦でした。

 さらに、今年は新たに軍に入隊した者の感染率が増加していることも特徴です。2005年には入隊者の0.4%がHIV陽性だったのに対し、今年(2006年)は0.5%が陽性だったようです。

(谷口 恭)