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2006年10月20日(金) 中国から日本への覚醒剤密輸が発覚

 10月19日の日本経済新聞夕刊によりますと、兵庫県警と神戸税関などは、50代の中国船船員の中国人男性、30代の中国人男性、20代の日本人男性の3人を覚醒剤取締法違反容疑で現行犯逮捕したそうです。

 調べによると、この中国船船員は、9月29日、兵庫県姫路港の埠頭で、中国船で持ち込んだ覚醒剤3キロを30代の中国人男性に受け渡したとみられています。事前に情報を得ていた県警などが現場で取り押さえ、さらに船内から3キロの覚醒剤が見つかり、合計6キロの覚醒剤が押収されたことになります。

 最近は北朝鮮ルートの覚醒剤の密輸が減少してきていると言われており、それを補完するようなかたちで中国ルートが開発されているのでしょうか。日本が「覚醒剤天国」の汚名を返上できるよう、警察や税関にさらなる活躍を期待したいものです。

(谷口 恭)