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2006年6月19日(月) タイの売春婦が観光客に睡眠薬強盗

 「バンコク週報」2006年6月19日号によりますと、6月13日午後1時ごろ、タイのリゾート地パタヤにあるホテルの客室内で、インド人男性観光客3人(22歳、30歳、32歳)が意識不明になって倒れ、近くの病院の医師が手当てにあたったそうです。

 警察の調べでは、被害者たちは、12日深夜に歓楽街近くの海岸通りでタイ人女性3人から、1人500バーツ(約1500円)で売春を持ちかけられ、ホテルの部屋に女性と一緒に戻った後、睡眠薬入りのビールを飲まされたとみられるそうです。

 ホテルの従業員が、部屋から慌てて飛び出してくる女性たちを目撃して、不審に思ったことから発覚し、被害者たちは、合わせて、3万バーツ(約9万円)の現金、クレジットカード、携帯電話などを盗られたそうです。

 パタヤの海岸通は私も歩いたことがありますが、数メートルおきに、派手な衣装を身にまとったセックスワーカーとみられる(美しい)女性が立っており、観光客に英語や日本語で声をかけてきます。

 パタヤには、マッサージパーラー(ソープランド)、置屋、ゴーゴーバー、カラオケなど、ありとあらゆる種類の売春施設がありますが、海岸通りで客をとる、いわゆるストリートガールも少なくありません。

 そして、日本を含めて世界各国から売春目的でパタヤを訪れる男性はかなりの数に昇ります。

 この事件を聞いてヒヤっとした日本人男性は少なくないのではないでしょうか。

(谷口 恭)