HIV/AIDS関連情報

2006年5月30日(火) エイズ検査参加を呼び掛け 普及週間で田中好子さん

 今年から始まるHIV検査普及週間(6月1-7日)を前に、女優の田中好子(たなか・よしこ)さんが29日、東京のJR新宿駅前で街頭キャンペーンをし、パンフレットを配って検査への参加を呼び掛けたと共同通信社が報じています。

 国内で新たに確認されたHIV感染者とエイズ患者の合計は2004、05年と2年連続で年間1000人を突破。発症してから感染が分かるケースが約3割を占め、早期発見・治療の必要性が指摘されています。

 街頭キャンペーンに先立ち赤松正雄厚生労働副大臣とともに南新宿検査・相談室を訪れた田中さんは、HIV検査の流れについて説明を受け、その後記者会見し「エイズは怖い病気だが、キャリアの段階なら治療方法はある。(感染の)疑いがある人は1日も早く検査を受けてほしい」と訴えていました。

(浅居 雅彦)