バンサーイターン

 バンサーイターン
 
 
2002年から2010年6月までの約8年間、チェンマイで「バーン・サバイ」というエイズシェルターが存在していました(注)。バーン・サバイを設立したのは2人の日本人ですが、2011年、そのうちの1人の早川文野(あやの)氏が中心となり、「バンサーイターン」というHIV陽性者のための職業訓練施設が同じくチェンマイに誕生しました。

バンサーイターンの活動は今始まったばかりで(2011年7月現在)、ウェブサイトもまだ解説されていませんが、早川氏を中心とするスタッフがHIV陽性者のために様々な活動を開始しています。

注:現在「バーン・サバイ」はタイ人によって運営されています。


★「バーン・サバイ」については、インタビュー「バーン・サバイを振り返って」 早川文野(聞き手:谷口恭)を参照ください。

★早川氏が執筆した「サーイターン通信創刊号(2011年7月)」の全文をGINAのサイトで紹介させていただくこととなりました。そのなかで42歳女性Aさんの事例が紹介されています。Aさんに似た境遇の女性は、今も日本全国のどこかで生活されているかもしれません。日本人がタイ人にHIVを日本で感染させているという事実を忘れてはいけません。

★バンサーイターンニュースレター第2号に、GINA代表谷口恭のコラム「草の根レベルでHIV陽性者を支援すること」が掲載されています